子どもが大学生になっても甲斐甲斐しく面倒を見、何でも悩みを聞いてやる親の姿は、過保護に感じられても、育児放棄や虐待をする“毒親”よりは何倍もいいではないか、と思うでしょう。でも、「子どものため」と大学に乗り込んだり、子どもよりも熱心に就活をしたり、子どもと恋人同士のように手をつないでデートしている親は、子どもから自立の機会を奪っているという点で、“毒親”に通じるものがある、と尾木さんは指摘します。

 しかも、一見「ものわかりのいい親」「優しい親」であるために、子どもが「毒である」と感じることも出来ません。けれども、親に全てをゆだねてきた子どもたちは、自立するべき時になってやっと、「自分は自分だけではなにも判断できない空っぽだ」と気づくのです。

 親離れ・子離れができない“親子共依存”は、知らず知らずの低温やけどのように子どもの心を壊していく危険性が大きい、といいます。「うちは仲良し親子だから…」と安心している人も、共依存の関係になっていないか考えてみると良いかもしれません。
(新刊JP編集部)

関連記事

「ネトウヨ」は「童貞」が多い? その相関とは
「プア充」?「最貧困女子」? 低所得女子を分ける分水線とは
子どもの人生を台無しにする「毒親」5つのタイプ
こんな人には要注意! 「害になる人」から身を守るには

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

RANKING
  • スキル・キャリア
  • ビジネス
  • 総合