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食品で広がる原料&返品再利用の実態 ウインナー、鶏肉加工食品…大量回収の原因に

文=河岸宏和/食品安全教育研究所代表
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食品で広がる原料&返品再利用の実態 ウインナー、鶏肉加工食品…大量回収の原因にの画像3再生品利用のサイクル

 一般的に、「包装不良品」「軽量品」「半製品の繰り越し」などが再生品になります。また、過去には市場で売れ残った「返品商品」を包装し直して再利用していた事例もありました。

 一度市場に出回った製品は品質管理をきちんと行うのが難しいので、再び原料として使用するべきでないと思います。例えば、製造ロット「1」にビニール片が混入したとします。「1」の再生品を、翌日の製造ロット「2」に使用し、「2」の再生品を製造ロット「3」に使用します。

 そうなると、どこかで再生品を使用する流れを止めなければ、すべての製品にビニール片が入ってしまう可能性が出てくるのです。筆者は、回収の規模をできるだけ小さく、また製品をおいしくするために、加熱後の食材を翌日以降の製造で再利用する行為はすぐにやめるべきだと思います。
(文=河岸宏和/食品安全教育研究所代表)

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