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別居報道当日、米倉がナゴヤドームで行われるプロ野球の始球式に登場するという情報を得たメディアは、一斉に米倉を追いかけた。しかし、球場の出入りや新幹線の乗り降りの現場は厳戒態勢で、米倉は集まった報道陣に声をかけられるも無言。
それから1週間が経った7日、事前にメディアへ呼び込みがかけられている映画『バードマン』(10日公開)のジャパンプレミアに“バードマン・アンバサダー”として出席。多くのマスコミが集まった。このイベントでは、レッドカーペットと舞台あいさつの2回、報道陣の前に登場する機会があり、テレビ局のリポーターたちが矢継ぎ早に別居報道の真相を探る質問を投げかけたが、これらもすべて無視した。イベント関係者によると、その動揺ぶりは周囲を心配させるほどだったという。
「いつもは記者からプライベートに関する質問を受けても堂々とされている米倉さんが、レッドカーペットに立った時、報道陣から至近距離で投げかけられた質問に明らかにひるんでいました。がんばって聞こえない風を装って笑顔を見せていましたが、司会者にフォローをされるとさすがに耐えられなくなったのか、表情を隠すかのように振り返り、一緒に登場した事務所の後輩・小芝風花さんよりも一足先に、後ずさりするように幕裏に退いたのです。あれには驚きました」
この日に発売された「女性自身」(光文社)は、別居についての詳報を掲載。夫が新規事業を優先して結婚して約2カ月の今年1月下旬には単身で大阪へ移住し、別居報道後も東京へ帰ってきていないなどと報じられた。さらに、子どもを熱望する米倉と仕事を優先する夫との温度差も示唆していた。
イベント関係者によると、米倉は事前に決まっていたこのジャパンプレミアの機会に別居報道について言及し、否定・釈明するつもりだったという。
「当日になってさらに詳細に別居について報じられたことが、かなり許せなかったようです。ですから、予定通り報道陣の前には登場しましたが、何も答えなかった。これが彼女の精一杯の抵抗だったようです。正直、遠目に見ていて痛々しいほどでした」(同関係者)