松屋「深夜料金を検討したこともない」

 そこで、牛丼チェーンの松屋を展開する松屋フーズ様に聞いてみた。

「松屋は、なぜファミレスのように深夜料金を取らないのですか?」
 
担当者 弊社では、そのような話が出たことはございません。

–では、従業員の給料が深夜で上がる分については、どのように負担されているのですか?

担当者 全体の営業の中で対応しております。

–そもそも、深夜料金という発想がないということですね。

担当者 そうでございます。

–ありがとうございました。

マクドナルド「検討したことはある」

 これではらちが明かないので、同じ質問を日本マクドナルド様にも聞いてみた。 

「マクドナルドは、なぜファミレスのように深夜料金を取らないのですか?」

担当者 まず重要なのは、深夜の時間帯だけで収益を考えているわけではないということです。例えば、深夜にほとんど利益が出なかったとしても、「マックだったら24時間開いている」というブランドイメージをつくることで、その周辺の時間帯の売り上げも伸びてきます。従って、決して深夜帯だけで損益を見ることはしません。ただ一方で、22時以降は人件費が大きくなるので、収益が悪くなるのは事実です。

–では、深夜料金を取り入れようとしたことはありますか?

担当者 検討したことはございます。今後も、実施する可能性がないとはいえませんが、現時点ではそのような話は一切ございません。

–ありがとうございました。

 そうだったのか。検討したことがあるのか。しかし、深夜料金導入に踏み切らなかったマクドナルドはエライ。これからも深夜料金を取らないよう、よろしく頼みます。とはいえ、最近は会議の時間が繰り上がったことで家に帰るのも早くなり、深夜に利用しなくなってしまっている。

 夜中にウンウンうなりながら、安い深夜のファーストフード店で台本を書いていた時代が懐かしい。そんな若い頃を思い出した今回のギモンなのでありました。
(文=鮫肌文殊/放送作家)

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●鮫肌文殊(さめはだ もんぢゅ)
1965年、神戸にて誕生。放送作家。『世界の果てまでイッテQ!』(日テレ系)、『プロ野菜ニュース』(DHCシアター)などを手がける。

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