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上司に「うん!」、残業頼むと不機嫌、遅刻寸前出社でトイレこもる…モンスター新入社員達

文=東賢志/A4studio
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上司に「うん!」、残業頼むと不機嫌、遅刻寸前出社でトイレこもる…モンスター新入社員達の画像1「Thinkstock」より
 日本生産性本部が、毎年発表している「新入社員のタイプ」。例えば、現在、40代になっている1995年の新入社員は、当時「四コママンガ型」と呼ばれた。その心は、「わかりやすくて傑作もあるが、市場にあふれているので安く調達が可能である」というものだ。

 一方、2015年の新入社員は「見かけはありきたりだが、機能は大きく異なっている」として「消せるボールペン型」と名付けられた。これには、「変化に対応できる柔軟性を持ち合わせているが、教育や指導に熱を入れすぎすると色(個性)が消え、さらに酷使しすぎるとインクが切れる、つまり離職もあり得る」という意味もあるようだ。

 いつの時代も、新入社員は「新人類」「変わり者」といった見方をされることが多いが、実際、その言動に頭を抱える先輩社員も少なくないだろう。

 今回、インターネット調査会社のマクロミルが運営するコミュニケーションツール「ミルトーク」を利用し、「職場で経験した、新社会人の非常識な言動」を募集した。寄せられた声の中から、「態度・振る舞い」「スケジュール関連」「言葉遣い」のカテゴリに分けて、先輩社員の目撃談をお伝えする。

「無断欠勤は当たり前」「お釣りを自分の財布に」

「態度・振る舞い」については、「無断欠勤を当たり前のようにする」という言語道断なものから、「お昼休みの5分前にフライングして社員食堂に行く」など、注意する気すらなくなるようなコメントが見られた。

 ほかにも、「自動販売機で飲み物をごちそうしようと150円を渡すと、120円のジュースを購入。お釣りを自分の財布に……普通、お釣りは返すだろ?」と指摘せざるを得なかった人もいたようだ。

 また、「メモを取ってはいるが、いざ仕事を任せると覚えていない。『メモを取れば、それでよし』と思っている」「毎日、遅刻寸前に出社してトイレに直行、10分ほどこもって化粧をしている」「印刷した書類を片手で投げてきた」など、仕事に対する姿勢を疑いたくなるものや、思わずため息をつきたくなる常識はずれな言動が確認されている。

「スケジュール関連」については、「休日出勤を頼むと、『彼女とデートだった』という理由で不機嫌になった」「歓迎会をドタキャンされた。新入社員が来ないため、ただの飲み会になってしまった」「月曜日の朝は決まって酒臭い」と、こちらも信じがたい内容が並ぶ。やはり、いつまでも学生気分を引きずる新入社員も、少なからず存在するようだ。

 加えて、「入社式に現れず、そのまま会社を辞めてしまった」「指示を出すまでひたすら休憩している。ずっと様子を見ていないといけないので、自分の仕事が進まない」と、先輩社員の苦労がにじみ出るような事例も見られた。

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