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格安SIMの落とし穴 表示より格段に遅い回線、改善もされず…料金が安くても大損の危険

文=長丸裕/フリーライター
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速度低下の要因を見分ける方法

 また、ユーザー側の環境が原因の場合もある。端末のスペック、設定、建物や地形の影響など、考えられる要因はさまざまだ。そこで、速度が遅いのは業者側の問題なのか、ユーザー側の問題なのか、わかりやすい見分け方を前出の関係者に聞いた。

「ドコモなら、別のSIMフリー端末あるいは別のドコモ端末などで接続したり、モバイルルーターでの接続を試すといいでしょう。端末の型番とアクセスポイント名(APN)で検索すると、たいていは設定マニュアルが出てきます。APN、接続ID、パスワード、認証方式などを設定すればOKです」(同)

 こうした確認をした上で、やはりMVNOの設備が問題のようであれば、業者側に改善要望を出してみるといい。しっかりとした業者ならば、設備を増強するなどの対応を考えてくれるはずだ。それにより、速度が改善するケースもある。

 格安SIMへの乗り換えを考えている人は、検討している業者のサポート体制について、事前によく調べておきたい。口コミはもちろん、ホームページで設備増強等のアナウンスがしっかりされているかどうかがひとつの目安だ。コールセンターなどのサポート窓口の運営状況も、よくチェックしておこう。

 格安SIMは、ある意味でギャンブルといえる。現状では、契約してみないと、実際の回線品質がわからないというデメリットがあるからだ。

「使い物にならないくらい回線が遅くて、改善もしてくれない。またほかの業者にMNPするしかない」となれば、初期費用などをドブに捨てることになり、さらに違約金や転出手数料など、解約に伴う費用もかかってくる。

 スマホの費用が安くなるから格安SIMに乗り換えたのに、かえって損をしてしまっては元も子もない。メリットとデメリットを天秤にかけた上で判断しよう。
(文=長丸裕/フリーライター)

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