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平均視聴率5%台…フジテレビ危険水域、ついにタレント離れ&逃避か 大改編も大コケ

文=編集部
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平均視聴率5%台…フジテレビ危険水域、ついにタレント離れ&逃避か 大改編も大コケの画像1フジテレビ本社(「Thinkstock」より)
 フジテレビが壊滅的な平均視聴率を記録している。以下が、ゴールデンウィーク突入前のゴールデン帯の数字だ(ビデオリサーチ調べ/関東地区)。

・4月24日(金):『世界HOTジャーナル』(4.3%)、『ダウンタウンなう』(6.0%)
・同25日(土):『おーい! ひろいき村』(6.6%)、『めちゃ×2イケてるッ!』(7.9%)
・同26日(日):『クイズ!それマジ!?ニッポン』(6.2%)、『ニュースな晩餐会』(4%)

 この3日間だけを見ると、19~20時台の平均視聴率が5.8%という惨敗。4月26日21時台の『オモクリ監督』も4%しか取れなかった。必勝を期したはずの4月改編は完全に裏目に出ており、存続させた番組も数字が伸びない。完全に八方塞がりの状態が続いている。テレビ局関係者が話す。

「どの番組も中途半端というか、新しいことへのチャレンジ精神が感じられません。たしかに一時期、『世界』をテーマにした番組が受けていましたが、もうそのブームは去りつつある。そこに、『世界HOTジャーナル』を持ってきても苦戦するのは当然です。『ダウンタウンなう』にしても『ひろいき村』にしても、ビッグネームのタレントに頼る番組づくりになっています。『ひろいき村』は有吉弘行と加藤綾子アナという人気者を持ってきてこの数字ですから、いかに内容が陳腐になっているかという証明でしょう。『ひろいき村』が6%前後しか出せないとなると、後続番組である『めちゃイケ』への影響はモロに出ますよ。前の時間帯に放送される番組があまりに不調だと、その後に続く人気番組すら潰しかねないのです」

 フジのバラエティ番組不振は、これまでの人気番組にまで波及している。これまで2ケタが当たり前だった『ホンマでっか!? TV』(4月15日)が8%、『VS嵐』が7.7%、『奇跡体験!アンビリバボー』が9.7%(共に4月16日)を記録するなど、全体的に下落気味なのだ。

「フジがつまらない番組ばかりになってしまった、という印象を視聴者に残してしまっているからでしょうね。要するに、チャンネルをフジに合わせなくなってしまった。ここから挽回するのは、かなり厳しいですよ。あまりに悪い数字が連発されているため、タレントの間からは『フジでは番組を持ちたくない』という声も聞こえてきているようです。タレントのブッキング力に支えられてきた局としては、辛い状況になります」

 ゴールデン帯の視聴率では、テレビ東京に次ぐ5位が定位置になりつつあるフジテレビ。暗闇から抜け出す手立てはあるのだろうか。
(文=編集部)

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