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EXILE、“夢と希望”商法の莫大な収入に暗雲?ドラマ不調でスクール事業宣伝に失敗か

編集部
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EXILE、“夢と希望”商法の莫大な収入に暗雲?ドラマ不調でスクール事業宣伝に失敗かの画像1「Thinkstock」より
 日本テレビの4月改編の目玉は、日曜22時台に連続ドラマ『ワイルドヒーローズ』(22時30分~)を持ってきたことだった。視聴率好調だったバラエティ番組『有吉反省会』を土曜11時台へ異動させ、ドラマ枠をつくったことは大きな話題となった。
 
『ワイルド~』は昔ヤンキーだった主人公が6人の仲間とともに、裏社会に命を狙われた少女を救うという物語。EXILEのTAKAHIROが初主演し、“6人の仲間”をEXILEグループメンバーが演じている。つまり、“EXILEのためのドラマ”といっても過言ではない。芸能関係者が話す。

「EXILEにとって連ドラの成功は悲願です。音楽では結果を残し、バラエティ番組にも進出を果たした。あとはドラマでうまくいけば、ジャニーズ事務所のようにテレビ局を思い通りに扱えるようになるからです」

 だが、結果がついてきているとは言い難い。平均視聴率は、初回から9.7%、10.2%、8.4%、9.2%(ビデオリサーチ調べ/関東地区、以下同)となっている。日本テレビ関係者が話す。

「ここまでの数字は、ぼちぼちといった感じでしょうが、日テレとしてはもっと高い数字を期待していました。特に初回は、17.1%をマークした明石家さんま司会の『行列のできる法律相談所 3時間スペシャル』直後の放送だったので、2ケタはいけたはず。直前の番組からかなりの下落といえます。通常と同じく『行列〜』後に『おしゃれカンケイ』が放送されていれば、1ケタにはならなかったでしょう。連ドラの場合、5回目以降に数字が急激に上がることはほとんどないので、視聴率的には直近の9.2%がピークでしょう」

 3月まで同時間帯で放送されていた『有吉反省会』は2ケタを頻繁に叩き出していたため、『ワイルド~』の1ケタが続けば、日テレとしては大きな痛手となる。また、EXILEにとっても悩ましい問題が発生しそうだ。

「今回のドラマには、EXILEと同じ事務所LDHに所属する『劇団EXILE』からの出演者が数人います。LDHとしては、『劇団EXILEに入ればテレビに出られてスターになれる』という道筋を描きたいのです。そうなれば、LDH には今以上に莫大なお金が入ってくる構造が出来上がりますから。LDHは、ダンススクール『EXPG』を全国に9校、海外にも2校展開してかなりの収入を得ています。このスクールでは、ダンスだけでなく歌や演技の指導も行っています。そして、EXPG出身の生徒がEXILEや劇団EXILEに合格しています。つまり、LDHとしてはドラマ部門で成功すればさらに生徒数は増えて経営が潤う。EXPGからEXILEや劇団EXILEに入り、最終的には俳優で成功するというパターンを確立させたいのです」(前出芸能関係者)

 もちろん、EXPGからスターになれる確率は何万分の1レベルなのはいうまでもない。

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