中国ネット通販の取扱高は14年に50兆円を超え、小売総額の10%を突破した。しかし、アリババ集団が6割強のシェアを独占しており、楽天など日本勢は中国市場からすでに撤退、住友商事も失敗している。伊藤忠は「日本の家電や衣料品、食品や人気の粉ミルク、紙オムツなど10万アイテムを調達し、販売する。CPグループが上海市で展開する商業施設『正大広場』(正大集団が運営)でも商品を販売し、通販との相乗効果を狙う」としている。

 一連の中国プロジェクトは、岡藤社長が指名したCITIC戦略室の少数精鋭メンバーで取り組んでいる。その成否が、総合商社2位の地位を不動のものにするかどうか、命運を握っている。
(文=編集部)

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