「Thinkstock」より
「指原莉乃や峯岸みなみと違い、清純派が売りの柏木の場合はネタにできません。AKBサイドとしては、このまま時間が経ち世間が忘れることを狙っているのでしょうが、ファンはそれほど簡単には忘れませんよ」(芸能記者)
過去にも元中心メンバーだった大島優子がウエンツ瑛士と熱愛を報じられるなど、AKBは“恋愛禁止”を謳いながらもしばしばメンバーの熱愛が報じられてきた。人気のないメンバーには解雇などの厳しい処分が下されてきたが、総選挙上位メンバーではっきりとした処分を受けたのは指原や峯岸くらい。柏木もこのままスルーされるのだろうか。
「大島の時は『お兄ちゃんみたいな存在です』と苦しすぎるとはいえコメントは出していました。柏木がスルーするとなれば、ファンを納得させる材料がありません」(同)
不可解なのが、メディアの報道だ。テレビはもちろん、第一報を報じた「週刊文春」(文藝春秋)以外の主要な週刊誌も、今回の柏木の熱愛についてはほぼ扱っておらず、「週刊ポスト」(小学館)が少し触れたくらいだ。
「2大写真誌の『フライデー』(講談社)と『FLASH』(光文社)はAKB寄りですからね。出版元は関連出版物も数多く出しているし、そう簡単に後追いはできないでしょう。ただ、『フライデー』は最近、名物コーナー『ハリコミ日誌』でAKB系グループのメンバーを撮っているし、元SKE48メンバーも取り上げています。一方の『FLASH』はSKE48松村香織のキャバクラ嬢時代の写真を掲載しています。一時期と比べて、AKBには完全ノータッチという時代はすぎましたね。2誌は写真を入手できないから柏木について報じないだけで、怪しい写真がゲットできれば、手のひらを返してくる可能性は十分にあると思いますよ。逆にいえば、ここ数年AKB寄りだったために、2誌にはAKB関連のタレコミや写真持ち込みがなかった。『文春』に掲載された柏木と手越の写真だって、昔なら『フライデー』に持ち込まれていたでしょう」
2誌ともにここ数年は部数を落としている。週刊誌全体が部数減に苦しんでいる時代とはいえ、写真誌がスキャンダリズムを失っては、読者にソッポを向かれても仕方ないだろう。
「AKB人気の爆発と継続は、2大写真誌によるスキャンダル報道を免れてこられたことと大いに関係がありました。しかし、その時代もそろそろ終焉を迎えつつあるかもしれません」(別の芸能記者)
(文=編集部)