「Thinkstock」より
しかし、同CMの武井について、インターネット上では「茶髪が似合わない」「劣化した」などと不評が相次いでいる。テレビ局関係者が語る。
「中には『大久保が不快』など、武井にとってはとばっちりのような反応もありますが、武井は以前のCMでもキス顔を披露しており、その際も『見たくない』『真顔のほうがかわいい』と不評でした。一時はCM女王と呼ばれていた武井ですが、今年上半期のCM本数では上戸彩がトップに返り咲いています。武井は昨年、綾野剛とのダブル主演ドラマ『すべてがFになる』(フジテレビ系)が最終回の視聴率6.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と惨敗に終わり、新ドラマの『エイジハラスメント』(テレビ朝日系)の初回視聴率も9.7%と早くも暗雲が立ち込めています。そんな中、このCMの不評も重なり、以前ささやかれていた『事務所のゴリ押し商法』との声が再燃しています」
ニホンモニターが発表した「2015上半期タレントCM起用社数ランキング」によると、上戸は男女トップの13社に起用されており、2位は杏と桐谷美玲、山本美月が10社でランクインしている。武井は、綾瀬はるかや有村架純らと同じ9社で3位だ。
同CMについて、30代男性は以下のように語る。
「武井と大久保のキス顔が画面いっぱいに映し出されるので、家族で観ていて気まずくなりました。画面にキスマークが残るような演出も、ちょっと生々しいですし、女性の中には不快感を覚える人もいるのではないでしょうか」
また、「目のやり場に困る」(20代男性)、「あのキス顔CMが気に入ったのかと思われるのが嫌で、若干商品が買いづらくなった」(30代男性)という意見もあった。
「視聴者があからさまなエロ演出のCMに嫌気が差していることも、武井の不評につながっているのでしょう。女優・広瀬すずが出演している『明星 一平ちゃん夜店の焼そば』(明星食品)のCMでは、『全部、出たと?』というセリフが卑猥すぎるという声が上がり、その後『好きな人、おると?』に変更されました。男性用化粧品『OXY』(ロート製薬)のCMでも、タレント・小島瑠璃子が『一緒に気持ちいいこと、してみない?』『ねぇ、しちゃおうよ』と呼びかけるシーンがあり、ネット上で物議を醸しています」(前出の関係者)
武井のCMについても、一部で「狙いすぎ」との意見が出ているが、そんな不評を吹き飛ばすような活躍を武井には期待したいところだ。
(文=編集部)