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疑惑まみれの新国立競技場、謎の予算膨張に文科省沈黙、審査委員長が衝撃暴露

文=平沼健/ジャーナリスト

 また番組内では、安藤氏が「デザイン決定後の基本設計や実施設計には、審査委員会はかかわっていない」とし、2520億円にまで膨れ上がった建設費に関しては、「なぜこんなに増えているのか、わからない」と驚いていたと説明。さらに、安藤氏は公の場で釈明する意思を持っているが周囲に止められていると明かした。

 その一方、元東京都知事の石原慎太郎氏が12日放送の『新報道2001』(フジテレビ系)に出演し、「安藤さんの責任ではない」と擁護する発言をした。 石原氏は、「(総工費は)デザインを請け負ったゼネコンが決めることですから、高いとか低いとか彼の責任じゃありません」と述べ、暗に建設を請け負う大成建設と竹中工務店に矛先を向けた。

 建設に当たっては、本体部分と周辺整備を行う大成建設が1570億円、巨大アーチなど屋根部分をつくる竹中工務店が950億円の施工を担当すると見られている。

 さらに石原氏は、工費の都の一部負担について、現在、都外から通勤などで東京に集まる人から、「一人当たり1000円を税金で支払わせればいい。そうすれば年間600億円が入る」と述べ、財源の捻出に関する独自案を提案した。

 新国立競技場建設に関しては、疑惑が次々に指摘されているが、関係者が釈明していないことが不透明さを増す結果となっている。
(文=平沼健/ジャーナリスト)

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