医療・健康(メディカル・ヘルスケア)のニュース

7〜8月は出国者数が最も多い時期だ。夏休みに海外旅行を計画している人も少なくないだろう。
とはいうものの、「時差ボケを考えると憂鬱になる」という人もいるのでは? せっかく海外に来たのに、ひたすら眠気で頭がぼーっとしたり、逆にベッドに入ってもいつまでも寝付けなかったり、さらには、頭痛やめまい、食欲不振をきたしたり……。時差ボケは旅行中だけでなく、帰国後も悩まされるから厄介だ。
時差ボケには個人差があるが、4時間以上の時差があると、上記のような症状をきたしやすいといわれている。そして、時差は大きいのに移動時間は短い、つまり時差の調整をするための時間が足りないと、さらに症状はひどくなる。
ちなみに、日本人に人気のハワイは、時差ボケになりやすい典型的なスポットだ。時差はマイナス19時間もあるのに、飛行機で約8時間しかかからない。「時差ボケを治すには時差1時間あたり1日」という説もあり、マイナス19時間の時差があるハワイの場合、20日近くもかかることになる。
そこで知っておきたいのが、時差ボケが起こる仕組みや解消のコツだ。