「Thinkstock」より
2人は共に大阪府出身ということもあり意気投合したとみられており、所属事務所の先輩(水川)・後輩(大東)という間柄でもある。大東はもともと、木村佳乃を筆頭に成宮寛貴、松坂桃李、最近では菅田将暉ら人気俳優を多数擁する老舗の大手芸能事務所、渡辺プロダクショングループのひとつであるトップコートに所属していたが、2011年12月に現在のアトランティスに移籍した過去を持つ。大東を知る芸能事務所関係者が語る。
「当時の担当マネジャーの転職に伴う引き抜きだったといわれています。大東くんはトップコート時代、『FINEBOYS』(日之出出版)専属モデルに始まり、日本テレビ系の連続ドラマ『野ブタ。をプロデュース』で俳優デビューし、NHKの朝の連続テレビ小説『ウェルかめ』に出演するなど、まさに渡辺グループ“イチ押し”のイケメン俳優、大物新人として飛ぶ鳥を落とす勢いでした。しかし、アトランティスに移籍して以降、その勢いがぱたりとやみました」
その理由について、同関係者は続ける。
「大東くんは、関西人で情が深いので、担当マネジャーを信頼して一緒にトップコートを辞めたのですが、それが完全に裏目に出ています。タレントの移籍はよくある話ですが、本当に自分の将来を考えるなら、過去の事務所より、より大きく力のある事務所へ移籍するというのが鉄則です。渡辺グループからすれば、事務所の力で売れっ子にしてあげたのに仕打ちを受けたと思うのは当然です」
また、今回の水川との交際についても、大東の今後の俳優活動に負の影響を与えかねない、とテレビ局関係者は指摘する。
「基本的に同じ事務所のタレント同士の交際は、その事務所のタレント管理の甘さが問われて信用度が落ちるものです。大手プロダクションならまだしも、中小ならなおさらで、今後の仕事もつきにくくなる。こういう場合、一般的に事務所が採る選択肢のひとつとして、他の事務所に移籍させるという方法があります。水川さんはすでに人気女優としての地位を確立しており、事務所の屋台骨でもあり、手放さないでしょう。一方の大東は、渡辺グループからよくないかたちで離れた過去を持つため、少なくとも大手事務所では引き受けてはくれないでしょう」
「水川が大東に独立の相談をしている中で、2人の距離がぐっと近づいた」(別のテレビ局関係者)との情報も飛び交う中、今後さらに一波乱が予想される。
(文=編集部)