自民党本部(「Wikipedia」より/Sekicho)
「写真付きで大々的に進次郎の女性関係が報じられるのは、今回が初めてでしょう。昨年12月の衆院選では、党各支部から進次郎への応援要請が殺到し全国を飛び回り、自身も83%という驚異的な得票率で3選を果たすなど、現役政治家の中でも随一の人気を誇っています。党内でも、34歳ながら早くも将来の首相候補との呼び声も高い」
また、進次郎氏の政治家としての“強かさ”にも定評があるという。
「進次郎は父で元首相、小泉純一郎の引退を受け、その地盤を引き継ぐかたちで2009年に初当選。現在も盤石な基盤を築いているが、父親譲りの政治的カンも鋭い。例えば、人気の高さゆえ初当選間もない頃から、たびたび副大臣など重要ポストの打診を受けながらも、異例の出世により党内の嫉妬を買ったりメディアから攻撃を受けるリスクを避けるため、打診を拒否し、あえて一議員として“汗をかく”姿勢を取ってきました。さらに、森喜朗元首相(12年に政界引退)など党内の大物実力者にも気に入られるなど、政治家としての“強かさ”を兼ね備えています」(同)
気がかりな兆候
そんな進次郎氏にも最近、気がかりな兆候がみられるという。国会議員秘書が語る。
「先の衆院選における自民党勝利の功労者であり、今年9月に予定されている党総裁選ではどの候補者の支援に回るのか、その動向が選挙を大きく左右するとまでいわれる“キーパーソン”になった進次郎さんに、今や表立って口を出せる人物は党内にいません。もはや“党内実力者の一人”になったといっても過言ではありません。進次郎さんは相変わらず支援者やメディア、著名なジャーナリストなどに対しては良い顔を見せていますが、一方で事務所スタッフや政務官を務める内閣府、復興庁の職員などに対する横柄な態度が陰で目立つようになったと、進次郎さんの周辺からは漏れ伝わってきます。さらに党関係者からは『最近、思い上がりが目に付く』との声も聞かれ、そういう評判はすぐに議員秘書や官僚の間で広がりますので、自らの振る舞いで足をすくわれないか、気がかりなところです」
こうした進次郎氏の変化について、前出とは別の全国紙記者は次のように解説する。