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山本康博「なぜあの商品はヒットしたのか/しないのか」

原宿・表参道スイーツ戦争!話題6店を訪問&完全レポート!アイス、ペイストリー…

文=山本康博/ビジネス・バリュー・クリエイションズ代表取締役

・リリコイチーズケーキ

 サクサクとしたクッキー生地の上になめらかでほどけるような食感のチーズケーキを乗せた、この店お勧めの一品。

・原宿パンケーキボール(チョコバナナ)

 小さいボール形のパンケーキ。一口サイズで、コンパクトにまとまっているので持ち運びやシェアに便利。パンケーキはナイフとフォークで食べるという常識を覆したおもしろい一品。子供に喜ばれやすいかもしれない。

(4)カフェ・カイラ表参道店(Cafe Kaila)

 ハワイで生まれ育ったカフェ・カイラが日本へやってきた。高級ブランド「シャネル」の店舗下に位置しているそのお店は、地下のため立地としてはよくないが、開店からいまだに行列が途絶えない。なかでも一押しの一品、「カイラ・オリジナル・パンケーキ」を頂いてきた。

・カイラ・オリジナル・パンケーキ

 上に乗せられるアイスクリームは4種類。バニラにチョコレート、イチゴ、バナナの中から選択できる。今回はバニラを選択。パンケーキはしっとりとしていて、上に乗せられている新鮮なフルーツが惜しみなく乗せられており、3~4人でも満足できるボリューム。フルーツとパンケーキとメイプルシロップの調和が素晴らしく、上に乗せられているアイスによって夏でもしっかり楽しめる一品。さすがハワイ発である。

(5)アイスモンスター(ICE MONSTER)

 サプライズを提供したいという思いのもと、魅力的なデザートをつくり続けるアイスモンスターが台湾より上陸。暑さをしのぐためではなく、ここのかき氷を食べるために毎日行列ができている。今回は一番人気の「マンゴーかき氷」を頂いた。

・マンゴーかき氷

 かき氷自体にマンゴーを練りこむといった、今までのかき氷の常識をぶち壊しまさに“サプライズ”を届けたこの商品。氷自体に味が均等についており、甘みの強いイメージのマンゴーが氷となることによってすっきりと飽きのこない味に仕上がっている。品数は少ないがテイクアウトも行っており、1階で食べることができる。氷がとにかく柔らかく冷たいという印象はなく、ひんやりとおいしい、まるで高級なデザートを食べているかのようだった。

山本康博

山本康博

ビジネス・バリュー・クリエイションズ
代表取締役、損保ジャパン顧問。ブランドマーケッター。日本コカ・コーラ、日本たばこ産業、伊藤園でマーケティング、新商品企画・開発に携わり、独立後に同社を設立。これまで携わった開発商品は120アイテム、テレビCMは52本制作。1年以上継続した商品は計算すると3割以上、メーカー側でマーケティング実績35年。現在では新商品開発サポートのほか、業界紙をはじめとしたメディア出演や寄稿、企業研修、大学等でのセミナー・講義なども多数実施。たたき上げ新商品・新サービス企画立ち上げスペシャリスト。潜在ニーズ研究家。著書に『ヒットの正体』(日本実業出版社)、『現代 宣伝・広告の実務』(宣伝会議)、2016年スタンフォード大学 David Bradford 名誉教授、ボストンカレッジ Allan Cohen 教授の推薦書として、世界に向けて英著、 “Stick Out”a ninja in Japanese brand marketingを全世界同時発売開始。『Stick Out~a ninja marketer』(BVC)、現在ブレイク中で話題のAmazon書籍総合1位も獲得したベストセラー『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』(致知出版)の一人として8月1日執筆など。

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