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かっぱ寿司、「安くてまずい」悪評覆す窮余の一策は?激変する回転寿司業界

文=編集部
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 競合のスシローくら寿司の原価率は約50%で、かっぱ寿司に比べて高品質な食材を使い続けたことで、かっぱ寿司は品質の低さが鮮明になり決定的な客離れを招いた。その後、食材の品質向上などに取り組んだが、消費者に受け入れられず、買収されるに至った。

 そんなかっぱクリエイトHDを買収したコロワイドは、飲食店運営に定評がある。主力の居酒屋事業が伸び悩み始めたため、マルチ化戦略の一環として回転寿司にも参入したという狙いもある。営業黒字を続けており、市場での評価も高い。

 外食産業のアナリストは、次のように分析する。

「飲食店で一度『まずい』とのレッテルを貼られたら、回復させるのは並大抵のことではありません。今は黒字のコロワイドですが、自己資金比率は低いため、赤字事業のかっぱ寿司を無策のまま放置することはあり得ません。そろそろ大胆な施策を打つはずです。ライバルが新メニューを続々発表するなか、かっぱ寿司がおとなしいのは不気味です。コロワイドは、かっぱ寿司の看板を下ろして別のチェーン店として展開させるのではないかとの見方も広まっています」

 どのような施策を取るにしても、業界2位の店舗数を誇るかっぱ寿司には、まだ大きな影響力がある。業界を揺るがすような起死回生の策はあるのか。しばらく目が離せない。
(文=編集部)

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