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採用面接、ブラック企業の見分け方はこれだ!

文=河岸宏和/食品安全教育研究所代表
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 ブラック飲食店で働くことがないよう、採用面接時に以下のようなことを確認してみましょう。その会社が、従業員を大切にしているかどうかがわかります。

1.面接時に目を見て話してくれるか、またはいすに座っているか
2.制服や作業着の管理、洗濯は店側で行ってくれるか
3.更衣室やロッカーが整備されているか
4.横になって休める休憩室があるか
5.通勤費は支給されるか
6.シフト表が事前に作成され、希望通りに休日が取得できるか
7.交代時に業務の引き継ぎができるようなシフトになっているか

 特に、面接時に立ったまま顔を見ただけで「今日から働けますか?」などと聞いてくるような会社は、従業員を大切に考えていない典型的な例です。

「Safety」(安全)

 飲食店には、従業員の労働災害をなくすこと、店全体が安全であることが求められます。特に、労災はその従業員の人生を変えてしまう可能性があるため、細心の注意を払う必要があります。

 24時間営業で、深夜に1人で勤務している場合、その会社は従業員の安全をまったく考えていないことがわかります。万が一、深夜に病気で倒れたり、けがをしたとしても、すぐに対応ができないからです。

 また、最近は従業員が首から下げるタイプの名札をつけているケースが増えてきました。その名札を強い力で引っ張った時に、切れるようになっていることが大切です。切れないと、もし紐がどこかに引っかかった時に首が絞まってしまいます。

 その会社が従業員の安全を本当に考えているかどうかは、深夜の勤務状況や名札を見るだけでもわかるのです。
(文=河岸宏和/食品安全教育研究所代表)

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