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朝食を抜くと健康になる?食事の回数減で寿命が延び、体調不良も解消?

文=豊田美里/管理栄養士、フードコーディネーター
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 確かに、咀嚼することで脳は覚醒し、集中力は増す。これは、ガムを噛むと眠気を防止したり、集中力を高める効果が実証されており、間違いないだろう。また、ご飯を食べることで脳のエネルギー源であるブドウ糖も補給できるため、朝食が重要との説は理にかなっているように思える。だが、それが内臓にとって良いことの証明にはなっていない。さらに、胃に食べ物がない状態のほうが脳はよく働くとの研究結果もあり、朝食を摂ることが成績向上につながるとは言い切れない。

 また、朝は胃腸がまだ十分に覚醒しておらず、そこへ無理に食物を詰め込むことは負担が大きく、十分に消化されない。無理して朝食を摂り続けると、胃酸の出が悪くなり、胃を弱める可能性がある。朝食を摂る場合でも、起きてから数時間空けることが望ましい。

 理想的には、午後6時ごろに夕食を摂り、10時ごろに就寝し、翌朝4~5時ごろに起床、朝食は摂らずに12時ごろに昼食を摂るというサイクルが最も健康的だ。しかし、仕事の都合で夜が遅い、接待などで夕食や飲み会があるという人もいるだろう。そのような場合、なるべく肉など胃にもたれるものは遅い時間帯に食べないようにし、寝るまでの時間を確保するように意識したい。

 胃腸が弱い人、便通に悩んでいる人、寝起きが悪い人など、体調不良に悩んでいる人は、一度騙されたと思って食事の回数を減らしてみてはいかがだろうか。夜寝る前の数時間と、朝起きてからの数時間を食べないようにすると、驚くほど体の調子がよくなり、特に内臓の機能は高まるのを体験できるはずだ。
(文=豊田美里/管理栄養士、フードコーディネーター)

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17:30更新
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