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村上純一「医療の裏を読む」

漢方薬は危険?自己判断で誤ると死の危険 脳出血や心筋梗塞発症など強い副作用も

文=村上純一/医療ジャーナリスト
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 ほかにも、「麻黄」(まおう)という交感神経亢奮作用を持つエフェドリンが含まれる生薬も多くの漢方薬に配合されている。不眠、発汗過多、頻脈、精神亢奮、食欲不振、排尿障害などを引き起こすことがある。葛根湯や麻黄湯、小青竜湯といった風邪薬、麻杏甘石湯、神秘湯などの喘息薬、越婢加朮湯、薏苡仁湯などの関節・筋肉痛薬などに配合されている。

 漢方薬は、西洋薬に比べて即効性がないため、長期にわたって服用しがちだ。証の違いに気づかずに飲み続けたり、複数の漢方薬を飲むことで同じ成分を過剰摂取すると副作用を起こす危険がある。くれぐれも、自己判断で飲んだり、家族に処方された薬を飲んだりしないようご注意いただきたい。
(文=村上純一/医療ジャーナリスト)

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23:30更新
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