医療・健康(メディカル・ヘルスケア)のニュース

なんとなくやる気が出ない。疲れ切ってしまった。連日連夜、残業続きで寝不足ぎみ……。このような状況は、誰もが直面したことがあるだろう。
そんなときは、「精のつくものを食べて元気を取り戻そう」という気にもなるが、思いつくものといえば焼肉やステーキ、鰻丼などカロリーが高そうなものばかり。なんとなく元気は出そうだが、本当に効くのか? どんなものが効果があるのか分からない、というのが本音ではないだろうか。
そこで、特定の栄養素を意識的に摂り入れたり、食事をコントロールすることで「やる気」が出る方法を紹介しよう。
脳の働きを活性化させる「チロシン」
「やる気」というと精神的なイメージがあり、栄養とはまったく無関係のように思える。だがヒトの行動は、感情や思考と同じように、すべて脳の指示の下に動かされているので脳の働きを良くすることが鍵となる。