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イノベーションとグローバルなサービスで異彩を放つ、英系オンライン証券

文・構成=編集部
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イノベーションとグローバルなサービスで異彩を放つ、英系オンライン証券の画像1IG証券の莇陽子氏

 6月19日付当サイト記事『Apple WatchでFXができる唯一のアプリがスゴい!見やすい画面と高い操作性、「取引」まで可能に』で紹介した、IG証券の「トレーディング・アプリ」。

 同アプリは、米アップルの腕時計型スマートデバイス「Apple Watch(アップルウォッチ)」でFX(外国為替証拠金取引)ができる初のアプリであり、前回記事では、その特徴や使用感をレポートした。

 今回、IG証券でマーケット・コメンテーター兼マーケティング・エグゼクティブを務める莇(あざみ)陽子氏に、

・IG証券の先進的な取り組み
・多種多様な動画コンテンツの展開
・IG証券の歩みや強み

について聞いた。

常にイノベーションを志すIG証券

–Apple Watchに対応したトレーディング・アプリを、いち早く開発した理由はなんでしょうか。

莇陽子氏(以下、莇) IG証券を含むIGグループでは、モバイルトレーディングを重要戦略分野のひとつと位置づけ、その可能性に早くから注目していました。そうした戦略の下、スマートフォンおよびタブレット端末用アプリの開発に大きな投資を行っています。モバイル端末で取引を行うお客様は増加しており、そのニーズに応えるべく、日々アプリの機能向上に注力しています。

 その流れの中で、現在、モバイルトレーディングのツールとして最先端のApple Watchに対応したアプリを開発しました。これは、顧客のニーズに基づいたものではなく、イノベーティブなサービスを創出することで、新たな需要を喚起するアプローチといえます。

–IG証券は歴史のある企業ですが、こうした新しい取り組みが行いやすい風土が培われているのでしょうか。

 これには、2つの理由があります。ひとつは、IG証券はもともとベンチャー気質が強く、新しいものが好きで経営にスピード感があることです。もうひとつは、IG証券が物理的な顧客窓口を持たないオンライン専門の金融機関であることが挙げられます。

 特に、FXやCFD(差金決済取引)といった金融商品を提供するには、さまざまな取引所および金融機関と、高速ネットワークを通じて膨大な量の取引を処理するプラットフォームが必要です。そういった世界で生き残るためには、常に新しいテクノロジーを取り入れ、進化を続けなくてはなりません。つまり、イノベーションは、IG証券の大きな経営目標のひとつであるといえます。

–Apple Watch対応のトレーディング・アプリの反響はいかがでしょうか。

 まだリリースして間もないため、Apple Watchでトレードを行うお客様は限定的です。新規のお問い合わせもいただいていますが、現時点ではいわゆるコアの顧客層まで浸透しているとはいえません。

 しかし、これは製品のライフサイクルとしては自然なことだと考えています。我々の戦略としては、まずイノベーターやアーリーアダプターと呼ばれる、新しいプロダクトやサービスに対する好奇心が旺盛な層を取り込みます。そして、Apple Watchをはじめとするウェアラブル端末がより日常的に使用されるようになった時に、その分野のリーダーになることを狙っています。

–現時点では想定通りの滑り出しで、存在感が発揮されるのはこれからということですね。

取引に役立つ多彩な動画コンテンツを展開

–トレーディング・アプリのほかに、IG証券が先駆けて取り組んだものには、どんな例がありますか。

 ひとつ目は、現在日本で人気のバイナリーオプションという金融商品です。これは、イギリスのIG本社が世界に先駆けて商業ベースに乗せ、2009年にはIG証券が日本で初めて提供を開始しました。2つ目は、金融商品や取引システムに加え、トレードをサポートする質の高い情報サービスの充実が顧客経験を向上する鍵であるという考えから、情報サービスの充実を図っています。

 特に、ビデオ配信テクノロジーの飛躍的な進化によって、動画などリッチコンテンツの提供が容易になった背景もあり、12年から金融市場やトレーディングに関するニュースや学習ビデオの提供をスタートしています。ロンドンオフィスでは、生放送やビデオ制作が可能な独自のスタジオを設置しており、動画コンテンツのクオリティは、他社を大きくリードしているという自負があります。

イノベーションとグローバルなサービスで異彩を放つ、英系オンライン証券の画像2

–どのような動画コンテンツがあるのでしょうか?

 コンテンツのタイプに応じて撮影場所が分かれており、場所別にお伝えします。まず、日本では、毎週2~3回、最新のマーケット情報をレポートする「マーケットヘッドライン」を撮影しています。

 2つ目は、ロンドンオフィスのスタジオ使用です。本格的な撮影機材とレコーディング設備、CGなどの特殊映像も制作できる編集ルームを備えたロンドン本社のスタジオでは、金融市場やトレーディングに関する教育ビデオをまとめて撮影、「IG TV」の「学習ビデオ」として配信しています。

 3つ目は、金融専門チャンネル「ストックボイス」のスタジオ使用です。ストックボイスが保有する東京証券取引所内のスタジオから、毎週木曜日に「IG証券ランチエクスプレス」、毎月最終金曜日に「IG証券ナイトエクスプレス」を生放送しています。

 4つ目は、外部の制作会社への委託です。「IG TV」の「バイナリーオプション取引講座」が該当します。

 これらは、すべて「IG TV」および「YouTube」の公式チャンネル「IG Japan/IG証券」で見ることができます。

投資家/トレーダーを情報面で強力にサポート

–動画コンテンツのターゲット層や概要は、どのようなものでしょうか。

 動画は、IG証券の既存のお客様をはじめ、投資やトレーディングに興味のあるすべての方、初心者から上級者までを対象にしています。概要は以下の通りです。

「マーケットヘッドライン」(録画/月、水、金<現在、一時的に水曜日は休み>2~3分、最新のマーケット概況&今後の見通し)

「IG証券ランチエクスプレス」(ストックボイスで生放送/毎週木曜日12:00~12:15/経済・金融・企業ニュース/アナリストによる最新のマーケット解説/世界のIG顧客の取引状況から見る市場トレンドなど)

「IG証券ナイトエクスプレス」(ストックボイスで生放送<TOKYO MXでも放送>/毎月最終金曜日22:00~23:00/ロンドン本社からの最新マーケットレポート/注目銘柄の紹介と解説など)

「各種学習ビデオ」(随時追加/主要金融市場の基礎知識、主要資産クラスの基礎知識、主要経済指標解説、リスクマネジメント、トレードスキル上達ヒント、取引プラットフォームの使い方など)

–日々、動画配信を行うのは、どんな狙いがあるのでしょうか。

 金融市場のトレンドは秒単位で変化するので、可能な限り鮮度の高い情報を提供する必要があります。そして、顧客が最適な取引チャンスを見つける手助けを行うことが狙いです。

–動画コンテンツの見どころは、どういった部分でしょうか。

 まず、日本を含む世界17カ国に展開するIGグループのアナリストのグローバルで多様な分析視点を得ることができます。また、外国為替、株式、債券などのあらゆる資産クラスを網羅したコンテンツと、CGを多用したわかりやすい内容、クールでモダンな映像は、他社のコンテンツとは一線を画していると自負しています。

–配信する情報を選定する際に、心がけていることはありますか。

 トレーダーが知りたいトピック、または顕在化していないもののニーズがあると思われるトピックの提供を心がけています。また、トレーダーの戦略構築をサポートする価値があることも、配信の基準です。

利益獲得のチャンス拡大が、IG証券の強み

–他社にはない、IG証券の強みとはなんでしょうか。

 最大の強みは、グローバル市場における膨大な投資やトレードの機会を提供できることです。国内金融機関のサービスと比較すると、わかりやすいでしょう。例えば、日本で人気の大手FX会社では、FX以外の資産クラスを取り扱っているプロバイダーもあるものの、その内容は極めて限定的です。また、大手証券会社やオンライン証券会社においても、世界各国の株式を1社からすべて購入することは難しいでしょう。

 一方、IG証券ではCFDという仕組みを使って、FX、株価指数、国内外の個別株、債券、商品(エネルギーなど)まで、ひとつのプラットフォームで取引できます。例えば、「独BMWの決算内容が、非常に良さそうだ」というニュースがあれば、決算発表前にBMWの株式CFDを買うことができ、アメリカのダウ平均株価が連日続落という状況では、さらなる下落を見込んでダウ平均の株価指数CFDを売ることで、利益獲得を狙うことができます。

 同じことが、金や原油、小麦といった商品でも可能であり、上級者は複数の資産クラスを組み合わせてポートフォリオをつくり、利益獲得のチャンスを増やしたり、リスクヘッジを行うこともできます。一見、自分とは無関係に見える世界の動向が、リアルなトレードチャンスになる可能性がある。そのようなトレードをIG証券1社で実施できることが、顧客にとって最大のメリットです。

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世界のあらゆる金融商品をワンストップで提供へ

–既存の顧客には、どういったタイプが多いのでしょうか。

 多岐にわたっていて、特定のタイプに分類することはできません。少額で地道にトレードをするお客様もいれば、比較的大きなポジションを保有して常時トレードを行う、いわゆるデイトレーダータイプのお客様もいます。一定のプロファイルがあるとすれば、約80%が男性で、年齢層は30~50代前半がコアになります。共通して言えることは、より早く、より安全に、より快適な取引を実現したいというご要望があるので、日々アップデートしています。

–今後は、どういった人に取引を行ってほしいと考えていますか。

 現在、取引のあるプロバイダーのサービスに物足りなさを感じている方や、世界の金融マーケットへの投資に興味がある方、債券や不動産、投資信託など比較的長期に安定資産を保有している投資家の方を想定しています。

–既存サービスの紹介および、今後、特に力を入れていきたいサービスはなんでしょうか。

 FX、CFD、バイナリーオプションを通じて、IG証券でトレード可能なマーケットの種類と数は、日本でも有数のレベルです。今、グループ全体で注力しているのは、それらのマーケットで、より早く、安全、確実、そして快適に取引ができるようなシステム全般のさらなる向上です。また、お客様のライフスタイルに合わせてデバイスの多様化を促進することも重要視しており、モバイルアプリの機能強化も注力分野のひとつです。

–先進的な取り組みを数多く行っているIG証券が未来に目指すのは、どういった姿でしょうか。

 世界のあらゆる金融商品をオンラインで簡単に取引することができる、ワンストップの金融サービスプロバイダーです。
(構成=編集部)

※本記事はPR記事です。

BusinessJournal編集部

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