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安保徹「間違いやすい医学の常識」

薬や湿布薬、かえってマイナス?病気がいつまでも治らない「本当の」理由

文=安保徹/新潟大学名誉教授、医学博士
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 リウマチの痛みも同様のメカニズムを含んでいます。障害を受けた関節を修復するために血流が上昇し、それにより痛みが出ているからです。あまり熱心に症状を止めようとすると、治る機会が遠のいてしまいます。

 病気の原因は“生き方の無理”から始まっていることがほとんどなので、症状の出る前の生き方に目を向けないと原因にたどりつくこともできない上、病気から逃れることもできなくなるのです。このような知識は、医療関係者だけではなく、一般の人も身につけておかなければなりません。
(文=安保徹/新潟大学名誉教授、医学博士)

安保徹/新潟大学名誉教授、医学博士

安保徹/新潟大学名誉教授、医学博士

1947年、青森県生まれ。東北大学医学部卒業。現在、新潟大学大学院医歯学総合研究科教授(国際感染医学講座免疫学・医動物学分野)。米国アラバマ大学 留学中の1980年に「ヒトNK細胞抗原CD57に対するモノクローナル抗体」を作製。89年、胸腺外分化T細胞の存在を発見。96年、白血球の自律神経 支配のメカニズムを初めて解明。国際的な場で精力的に研究結果を発表し続け、免疫学の最前線で活躍
医学博士安保徹 公式サイト

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