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サンプリングとは、新製品を市場導入する際によく用いられるプロモーション手法で、サンプリングする商品をターゲットとする一部の消費者に試してもらうことで、その人へのトライアル&リピート購入や、口コミを促そうとするプロモーションです。
モニターとの違いは、モニターは商品開発改良などの調査的な要素が多い点です。ただ、モニターと称してキャンペーンを実施するといった、調査目的よりも体感目的のプロモーションは、自動車のキャンペーンなどでよく見受けられます。これは、消費者側の「試乗体験したら売りつけられるのでは」という心理的なハードルを下げて試乗を促す目的があります。モニター特典を「来場特典」と称しているだけなのです。
一般的には、サンプリングされるカテゴリーには、飲料・食品・トイレタリーなどの消費財や、シャンプー・化粧品などの嗜好品が数多く実施されます。特に飲んだり食べたりしておいしさを感じる商品や、肌や髪に試して違いをすぐに実感しやすい商品はサンプリングの効果が高いカテゴリーになります。
コンビニは一店舗当たりの商品アイテム数が2500~3000アイテムと少なく、POSにより売り上げ管理されるので、売れていない商品はカットされてしまいます。新商品導入時にサンプリングによりPOS実績をつくり、リピートユーザーを確保するためにコンビニでサンプリングを実施する飲料・ビールメーカーが多数あるのです。売り上げは販売本数ごとにメーカーが負担するため、サンプリング個数が限定されることがあります。
抽選で当選するポイント
そういう場合は抽選が行われるケースがありますが、抽選で当選するポイントをお伝えしましょう。
通常の応募画面では、アンケートがあります。新商品の炭酸飲料であれば、「普段飲む飲料の種類」「頻度」「購入場所」「よく飲むブランド」などですが、この際に正直に答えてしまうと当選確率が減少してしまいます。
メーカーとしては、新規トライアルユーザー、特に競合として意識をしている商品をたくさん飲んでいるユーザーにトライアルしてほしいと考えてます。たとえば、「コカ・コーラ」を飲んでいるユーザーはペプシやメッツのコーラを飲む可能性も高く、アサヒ「スーパードライ」を飲んでるユーザーは、キリンの「一番搾り」を飲む可能性も高い。