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誰も見ない日本シリーズ?テレビ局を悩ます「最悪の対戦カード」?

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テレビ局泣かせのCS

 これまで日本シリーズ進出チーム決定試合で、視聴率が1ケタに落ちたことはない。11年の中日対ヤクルトは、最終戦のみの放送で10.3%だった。野球中継が地上波からほぼ消滅している昨今ではあるが、CSファイナルステージまでも中継されなくなるとは末期的症状に思える。その裏側には、こんな事情もあるという。

「前々日まで対戦相手が決まらないので、スポンサーを集めにくいんですよ。当然、相手によって視聴率も変わってきますからね。ファーストステージとファイナルステージが中1日では無理があるでしょう。巨人戦が20%取っていた20年前なら、それでも問題なく放送できたでしょうが、今ではそうはいきません。

 CSはファンが盛り上がる制度ではあると思いますが、テレビ局側からしたら困った制度なのは間違いありません。今年の日本シリーズはヤクルト対千葉ロッテマリーンズという人気薄チーム同士の組み合わせになる可能性もあるわけです。すでにフジは、『ヤクルトが日本シリーズに進出すれば3、4、5戦を放送する』と発表していますが、どこまで数字を取れるのか疑問です。正直、福岡ソフトバンクホークスでもロッテでも、あまり視聴率は見込めないと思います」

 ヤクルトの株主でもあるフジテレビは、巨人とのCSファイナルステージをBSやCSでは放送するが、第1戦はテレビ東京系のBSジャパンが中継した。

 97年には、『ダウンタウンのごっつええ感じ』が、ヤクルトの優勝決定試合に急遽差し替えられたことで、ダウンタウンの松本人志が激怒。番組はそのまま終了となってしまった。当時は高視聴率番組を休止させてまでヤクルトの大事な試合を放送していたフジテレビが、いまやテレビ東京系列に中継権を譲るようになってしまった。時代は変わったものである。
(文=編集部)

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