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石原結實「医療の常識を疑え!病気にならないための生き方」

がん・糖尿病急増の「本当の原因」とは?水をこまめに飲んで血液サラサラのウソ?

文=石原結實/イシハラクリニック院長、医学博士
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 日本人の脇の下の平均体温は、約50年前は36.9℃プラスマイナス0.34℃とされていた。しかし、今では35.8℃前後と、約1℃低下している。この「低体温」こそが血栓症の大きな要因といってよい。

 よって、血栓症が1年のうち、寒い時期である12月、1月、2月に最も多く発症しやすいことは、これにより首肯である。しかし、7月、8月の暑い時期にも多発する。その理由について西洋医学は、「夏は暑いから、発汗が多くなり、血液中の水分が少なくなるため」と説明している。

 しかし、クーラーがなかった40年前までの日本では、夏は一日中大量の汗をかいたものだが、脳梗塞や心筋梗塞はほとんど存在しなかった。
 
 7月、8月に血栓症が増加するのは、「冷房による体の冷やしすぎ」といってよいだろう。

 いずれにしても、日本人の体温がこの50年で約1℃低下したことが、代謝を低下させ、免疫力を落とし、高脂血症、高血糖(糖尿病)、ガン、うつ、アレルギー等々、ありとあらゆる病気の要因になっている。

 最後に整理すると、日本人の低体温化の要因としては以下の点が挙げられる。

(1)交通の発達、家電製品の普及による肉体労働、ウォーキングの不足
 体温の40%は筋肉で生産されるので。

(2)塩分の制限のしすぎ
 東北地方の人々は寒いがゆえに体を温める塩分を多量に摂っていた。

(3)水分の摂りすぎ
 雨に濡れると体が冷えるように、水分の摂りすぎは体を冷やす。

(4)体を冷やすの食物の摂りすぎ
 外観が青白緑の食物は体を冷やし、赤黒橙の食物は体を温める。
(文=石原結實/イシハラクリニック院長、医学博士)

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