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「フジが好調だった時代は、“フジのノリ”ということで許された側面があったし、そのノリが視聴者を巻き込んでいた。しかし、今は“フジのノリ”が受け入れられない時代。本人がどう思っているかは別として、『このアナウンサーは、自分が目立ちたいと思っているんだろうな』と感じた瞬間に、一気に視聴者は引いていきますよ」
1997年のフランスW杯予選では“ジョホールバルの歓喜”の中継をするなど、「不敗神話」のあったフジ。今年8月の東アジア杯では全3戦を中継したものの、日韓戦で10.7%を記録するなど、数字が取れず、日本代表も最下位で終わってしまった。
本田圭佑や香川真司を脅かすほどの選手が台頭しておらず、新陳代謝が図れていない日本代表自体の問題もあるが、中継局によって視聴率が変動することは間違いない。中継する代表戦が勝てず、視聴率もふるわない現在の状況は、フジ全体の勢いのなさの象徴かもしれない。
(文=編集部)