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小籔千豊が激怒の一般人による芸能人無断撮影、違法性ない?

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「まず刑事責任ですが、刑法上、無断撮影を直接的に取り締まる規定はありません。駅や電車内など公共の場所で行われる場合は、各都道府県が定める条例(いわゆる『迷惑防止条例』など)によって処罰される可能性があります。

 もっとも、多くの場合は罰則対象として『人を著しく羞恥させ、又は人に不安を覚えさせるような行為』(東京都<公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例>第5条1項参照)であることが要求されています。この点、羞恥心を感じるであろう裸体などの撮影であれば別ですが、私服姿が撮影されることで著しい羞恥心や不安を覚えるとは、言い難いものです。そのため、単に無断で公共の場にいる芸能人を撮影したとしても、それだけで前述の条例違反に基づく罰則を科すのは難しいでしょう。

 次に民事責任ですが、前述の肖像権を侵害する態様で撮影されれば、不法行為を根拠として損害賠償責任が生じる可能性があります。

 もっとも、公共の場においては、一定の規制対象行為に該当しない範囲であれば、人が自由に活動できる権利も保障されています。このような相互の権利の衡量などの観点から、判例上、他人の容貌などの撮影行為が違法となるには、以下の事情を総合的に考慮する必要があります。

(1)撮影された人物の社会的地位や活動内容(撮影から保護されるべき要請があるかなど)
(2)撮影の場所(撮影対象者のプライベートが保護されるべき場所といえるかなど)
(3)撮影の目的(事件を伝える目的など、公共性があるかなど)
(4)撮影の態様(対象者の特定性の程度や、盗撮などの行為態様など)
(5)撮影の必要性(情報伝達をする上で撮影が不可欠といえるかなど)

 これらを踏まえ、撮影によって生じる撮影対象者の人格的利益の侵害が社会生活上の受忍限度を超えるといえるかどうか、という観点から判断されます」(児玉弁護士)

SNSへの掲載は?


 また、SNSへの掲載については、肖像権の観点から以下のような問題があるという。

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