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新見正則「医療の極論、常識、非常識」

間違いだらけの食事制限…1日1食と3食、どちらがよい?「空腹」が健康をもたらす!

文=新見正則/医学博士、医師

 ですから、お勧めは常識君の発言のように1日3食の生活を基本にして、炭水化物脂肪を減らす食事にする。そしてときどきは非常識君が言うように飢餓を楽しむのです。つまり空腹を楽しむのです。空腹の時こそ、貯えた脂肪を燃やすスイッチが入るのです。最初は5分の空腹でも辛いのです。でもちょっとした挑戦を繰り返すと、30分、1時間、2時間と空腹に耐えることが可能になります。ときどき昼食を抜いてみましょう。そんな生活が健康的と最近は思っています。

 運動の前に食事をするのか、運動の後に食事をするのかも問題になります。これも、脂肪を正しく燃やすシステムを持っている人にとってはどちらでもいいのです。運動の初心者で脂肪を上手に燃やせない人は、空腹時の運動はちょっと危険です。
(文=新見正則/医学博士、医師)

新見正則/医学博士・医師

新見正則/医学博士・医師

1959年生まれ
1985年 慶應義塾大学医学部卒業
1985年~ 慶應義塾大学医学部外科
1993~1998年 英国オックスフォード大学医学部博士課程
1998年~ 帝京大学医学部外科に勤務

 幅広い知識を持つ臨床医で、移植免疫学のサイエンティスト、そしてセカンドオピニオンのパイオニアで、モダン・カンポウやメディカルヨガの啓蒙者、趣味はトライアスロン。著書多数。なお、診察希望者は帝京大学医学部付属病院または公益財団法人愛世会愛誠病院で受診してください。大学病院は紹介状が必要です。

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