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ココイチ創業者、株売却で220億円の利益 孤児院、極貧生活から異端経営者への軌跡

文=編集部
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 宗次氏は株式公開で得たキャピタルゲインを、クラシック音楽に使うことにした。極貧の高校生の時、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を聴いて感動した。レコードは高嶺の花で手が出せなかったが、長じてラジオで聴くクラシック音楽の大ファンとなった。

 07年3月、私財27億円を投じて名古屋市中心部の中区にクラシック音楽専門のコンサートホール「宗次ホール」を建設した。作曲家の三枝成彰が監修した。ヴァイオリニストの五嶋龍や葉加瀬太郎にストラディバリウスを、宮本笑里にはドメニコ・モンタニャーナを貸与しており、ヴァイオリニストのパトロンでもある。壱番屋の株式売却で手にした220億円を基金として財団をつくる。

 宗次氏は日本では類例をみない異色の起業家なのである。
(文=編集部)

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