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裏社会の伝説的人物、「般若の会」代表が逮捕!株価操作で巨額利益、銀座1億円事件も

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 加藤氏に助け船を出したのは、経済ヤクザの異名をもつ石井進・稲川会会長。「秘密は、何があっても厳守する」というプロの相場師の侠気に感動した石井氏は、加藤氏側の証人に立った。裁判の核心は、加藤氏本人の24億4500万円にのぼる脱税だった。仮名口座による株取引による利益は、すべて加藤氏の所得と検察は主張した。石井会長は仮名口座は自分が加藤氏に資金運用を委託した分だと証言。仮名口座の利益は顧客のもので加藤氏の利益でないことを立証した。

 顧客の脱税幇助では有罪になったが、脱税では無罪となった。検察の負けであった。決め手になったのは石井氏の証言である。

 バブル末期に、石井氏の指南役として仕掛けた東急電鉄株をめぐる仕手戦は、加藤の輝かしい戦績だった。竹井博友氏や小谷光浩氏といった大物仕手筋が総結集した。だが、石井氏の病死で、東急電鉄株に買い向かった仕手筋は総崩れとなった。

 加藤氏はバブル崩壊後は影を潜めていたが、阪神大震災後の95年に「新しい風の会」を結成し、仕手銘柄、兼松日産農林を300円台から5310円へと13倍に暴騰させた。以後、加藤氏が表舞台に登場することはなかった。近年はさまざまな疾患を患って、入退院を繰り返しているという。それでも、株をやめられなかったのは、株式投資が人生そのものだったからだろう。

 「最後の相場師」は特捜部に逮捕され、株式市場の表舞台から消えることになる。
(文=編集部)

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