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ハム・ベーコン・ソーセージは絶対NG!猛毒の化学物質含有、強い発がん性のおそれも

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 ニトロソアミン類は10種類以上知られていて、いずれも動物実験で発がん性が認められています。なかでも代表的なN-ニトロソジメチルアミンの発がん性は非常に強く、わずか0.0001~0.0005%をえさや飲料水に混ぜてラットに与えた実験で、肝臓や腎臓にがんが認められています。したがって、ハムベーコンなどの加工肉を毎日食べていると、ニトロソアミン類の影響によって、がんが発生しやすくなると考えられるのです。そして、IARCは世界の研究論文約800本を分析した結果、加工肉が大腸がんになるリスクを高めることを突き止めて発表したのです。

食品添加物が無添加でも発がんリスク?

 ところで、今回の発表では、「牛や豚、馬などの赤身の肉についても、発がんの可能性がある」とされています。これは、どういうことなのでしょうか。

 IARCでは、発がん物質について5段階に分類しています。もっとも発がん性が強いものはグループ1で、「人に対して発がん性が認められる」と定義されています。これには、肺がんや中皮腫を起こすアスベスト、白血病を起こすベンゼンなどが含まれますが、ハムやベーコンなどの加工肉は、このグループ1に分類されています。つまり、人間に対してがんを引き起こすことが明らかということです。ただし、アスベストやベンゼンと同程度の危険性があるということではないようです。

 次に牛や豚などの赤身の肉ですが、こちらはグループ2Aの「人に対しておそらく発がん性がある」に分類されました。ここで、「おそらく」という副詞があることがポイントです。グループ1には、この副詞はありません。つまり、加工肉は「がんを起こすことが認められる」、赤身の肉は「がんを起こす可能性がある」ということです。

 赤身の肉には動物性のたんぱく質や脂肪が含まれますが、腸内細菌の悪玉菌によってこれらが硫化水素やインドールなどの有害物質に変化することがわかっています。そのため、これらの影響によってがんが発生しやすくなると考えられています。したがって、赤身の肉をたくさん食べて、しかも悪玉菌が多いとがんになるリスクが高まると考えられるのです。そのため、今回のような分類になったのでしょう。

 ですから、赤身の肉を食べすぎないようにして、ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌を増やせば、そのリスクはかなり減らせると考えられるのです。

 なお、市販のハムやベーコン、ウインナーソーセージでも、亜硝酸Naを使っていない製品があります。それは信州ハムのグリーンマークシリーズ、イオンのトップバリュ・グリーンアイシリーズ、JA高崎ハムのSマークシリーズなどです。添加物が心配な人は、これらを買い求めるとよいでしょう。
(文=渡辺雄二/科学ジャーナリスト)

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