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自衛隊の現役大物幹部、ロシアへの機密情報漏洩に関与疑惑!警視庁が書類送検の動き

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 警視庁は、泉氏が富士学校長の関与を供述しなかった背景には、防衛省・陸自の組織的な証拠隠滅の疑いがあるとみており、見せしめの意味も込めて、富士学校長の書類送検を決めたそうです」(前出・公安担当記者)

 防衛省・自衛隊をターゲットにしたスパイ事件は過去に幾度も起こっているが、これまでに逮捕された容疑者のほとんどは自衛隊OBで、現職自衛官の関与については、2000年に発覚したロシア武官によるスパイ事件で逮捕された三等海佐(海軍少佐相当)が最高位であった。いわゆる「将軍」である現職の将官が書類送検されるとなれば、今回の事件が「戦後最大のスパイ事件」と形容されることは間違いないだろう。

防衛省と警察のつば迫り合い


 はたして、防衛省は警察庁に煮え湯を飲まされたまま、黙って引き下がるのだろうか。

「防衛省は、00年のロシア武官によるスパイ事件を受けて、自衛隊に対するスパイ活動や反戦運動の情報収集を担当する、自衛隊の“公安”である自衛隊情報保全隊という1000人規模の部隊をつくりました。防衛省は今回も、スパイ事件を防げなかったのは情報保全隊の陣容が足りなかったからだと理由をつけて、この部隊を強化する思惑のようです。情報保全隊が警察やマスコミの動きを嗅ぎ回って、本業の対スパイ作戦ではなく、自衛隊の不祥事が表沙汰にならないための “情報収集”をしているのは、知る人ぞ知る話です。今回の事件を受けて、防衛省と警察の“公安”によるつば迫り合い探り合いが、さらに激しくなるのではないでしょうか」(同)

 フランス・パリのテロ事件をきっかけに、政府による情報収集のあり方が議論されているなか、日本の情報機関はどうやら役所の利害とポスト争いのための情報収集に熱を入れているようだ。今回の事件について、影でほくそ笑んでいるのは、陸自の要ポストの首を取ることになった、ロシアのスパイだということを、今一度思い返してほしいものだ。
(文=編集部)

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