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私たちの腸内環境を整えてくれるビフィズス菌。善玉菌の代表だが、加齢とともに減ってくる。これは自然現象だが、最近、若くても腸内環境が悪化している人が増え始めている。
これは現代日本人の食生活や生活習慣全体の問題が関わっている。
腸内細菌はこんなふうに変化する
健康な人間の腸内細菌の変化を見ていくと、胎児は無菌の状態に保たれている。出生してすぐの段階では、大腸菌が多いがすぐにビフィズス菌が優位になる。特に授乳が始まると、母乳にはビフィズス菌が好物とする糖分が多く含まれるため、ビフィズス菌は一気に増えていく。赤ちゃんの便は黄色っぽく、匂いもない。これはビフィズス菌が腸内で優位である証拠である。