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鈴木貴博「経済を読む目玉」

米国政府が恐れる、最もショッキングな未来予測…世界の変化を引き起こす根本的要因

文=鈴木貴博/百年コンサルティング代表取締役
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 15年がどういう年だったかというと、実は過去300年ではじめて欧米の中間層とアジアの中間層が数の上で均衡した年だった。今後は中国の中間層が数でアメリカを圧倒し、その中国も10年かけてインドに抜かれる。インドは中国よりもずっと若年人口の増加が大きく、かつ所得配分が中国よりは平等だと考えられるからだ。

 インド、中国以外の世界でも非西洋的、非アメリカ的、そして非日本的な考え方をする国家で、個人としてのパワーが増大した中間層が増えていく。

 その力を持ったたくさんの人口が、世界の脅威にもなりうる新しい時代に私たちは直面していることを強く認識すべきだと、バロウズ氏は言うのである。
(文=鈴木貴博/百年コンサルティング代表取締役)

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●鈴木貴博(すずき・たかひろ)
事業戦略コンサルタント。百年コンサルティング代表取締役。1986年、ボストンコンサルティンググループ入社。持ち前の分析力と洞察力を武器に、企業間の複雑な競争原理を解明する専門家として13年にわたり活躍。伝説のコンサルタントと呼ばれる。ネットイヤーグループ(東証マザーズ上場)の起業に参画後、2003年に独立し、百年コンサルティングを創業。以来、最も創造的でかつ「がつん!」とインパクトのある事業戦略作りができるアドバイザーとして大企業からの注文が途絶えたことがない。主な著書に『ぼくらの戦略思考研究部』(朝日新聞出版)、『戦略思考トレーニング 経済クイズ王』(日本経済新聞出版社)、『カーライル 世界最大級プライベート・エクイティ投資会社の日本戦略』(ダイヤモンド社)などがある。

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