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【本と雑誌のニュースサイトリテラより】

この年末年始も、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 絶対に笑ってはいけない名探偵24時』(日本テレビ系)、『夢対決2016 とんねるずのスポーツ王は俺だ!! 5時間スペシャル』(テレビ朝日系)、『ウンナン極限ネタバトル ザ・イロモネアSP〜笑わせたら100万円〜』(TBS系)、『世界がザワついた㊙映像 ビートたけしの知らないニュース2016新春スペシャル』(テレビ朝日系)など、バラエティ番組が目白押しだった。
ただ、これらの番組のタイトルを見て何か気づくことはないだろうか? そう。番組タイトルの冠に自分たちの名前を使えているのは「お笑いビッグ3」(明石家さんま、タモリ、ビートたけし)や「お笑い第三世代」(ダウンタウン、とんねるず、ウッチャンナンチャンなど)といった、大御所芸人ばかりなのである。
「お笑いブーム」もとうに終わり、ひとつの「ジャンル」に落ち着いてしまったと言われるお笑い界。だが、いや、だからこそというべきか、世代交代がまったく進んでいないのだ。