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高井尚之が読み解く“人気商品”の舞台裏

キッザニアがヤバすぎる!90種も職業体験で子ども狂喜乱舞&劇的変化…1千万人が来場

文=高井尚之/経済ジャーナリスト・経営コンサルタント
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 こうした教育効果や共同研究はまだこれからの段階だが、開業から10年たち、当初に小学校高学年で体験した子どもが実社会に出始める年齢となってきた。「1~2回体験したくらいでは大した影響は出ない」という意見もあるだろうが、「子ども時代の体験は大人になっても色濃く残る」一面は見逃せない。

 主に大学生向けに実施されるインターンシップ体験と比べ、幼い頃の職業体験が職業選択や人格形成においてどのような影響を及ぼすのか。学校や教育団体の注目度も高く、14年度は約1400の学校が来場したという。KCJ GROUPも英語教育や金融教育などのプログラムを開発して訴求している。

 企業現場では、若手社員に「本当の専門性とは何か」を教育する時代となった。少なくとも「自ら考える」「自分で行動を起こす」という視点で、子どもの時期の職業・社会体験がもっと研究開発されていく価値はありそうだ。
(文=高井尚之/経済ジャーナリスト・経営コンサルタント)

●高井 尚之(たかい・なおゆき/経済ジャーナリスト・経営コンサルタント)
1962年生まれ。(株)日本実業出版社の編集者、花王(株)情報作成部・企画ライターを経て2004年から現職。出版社とメーカーでの組織人経験を生かし、大企業・中小企業の経営者や幹部の取材をし続ける。足で稼いだ企業事例の分析は、講演・セミナーでも好評を博す。10月16日に発売された『吉田基準』(日本実業出版社)では取材・構成を担当。これ以外に『カフェと日本人』(講談社現代新書)、『「解」は己の中にあり』(講談社)など、著書多数。
E-Mail:takai.n.k2@gmail.com

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