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南清貴「すぐにできる、正しい食、間違った食」

電子レンジは使ってはいけない!コンビニ弁当は絶対に食べてはいけない!濃すぎる味で食生活崩壊

文=南清貴/フードプロデューサー、一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事
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コンビニ依存の食生活を送る人が増えている?

 科学的根拠に関しては、賛成派も否定派も、それぞれにお互いを「エセだ、デマだ」と批判し合いキリがありません。したがって筆者としては、「電子レンジを使わなければ食生活が成り立たない」という人は使えばいいし、「電子レンジなどなくても困らない」という人は使わなければいい、という立場をとっています。もちろん、筆者は絶対に使いません。

 近頃は、家に炊飯器がない人もいるようです。その人たちは、パック詰めされたごはんを買い、レンジでチンして食べると聞きます。そういう食生活のあり方が自分にふさわしいと考えるのであれば、部外者は文句のつけようもありません。筆者は、そういう食生活を送りたくはないと常々思っておりますので、ごはんは自分で炊きます。

 また、コンビニの弁当を「食事」とはどうしても思えないので、絶対に買いませんし食べません。コンビニの弁当などなくとも、十分に豊かな食生活を続けていると胸を張って言うことができます。

 だからといって、筆者のような食生活を読者の皆さんに強要するつもりもありません。ただ、「こんな方法があります」「こんな食事もあるのです」という情報を発信し、それに共感してくださった方の食生活をサポートしようと考えているだけです。難しいことは一切ないので、その気になりさえすれば誰にでもできると断言できます。

 筆者が伝えたいのは、電子レンジを使うか否かという単純なことだけではなく、「結果としてそういう食事があなたに何をもたらしますか」というメッセージです。

 コンビニの弁当を食べることが、自分らしい生き方なのだと考えるのであれば、それを続けるのもいいでしょう。そうではないならば、今すぐ食事を変えるべきです。食事にお金をかけると、ほかのことにその分お金を投じられなくなるかもしれません。それは優先順位の問題です。

 パチンコにお金をかけることと食事にお金をかけることのどちらが大事でしょうか。ディズニーランドで散財するのと食事を充実させるのはどちらが重要でしょうか。くだらないテレビ番組を見ている時間があるのなら、料理をしたほうがいいと考えてほしいのです。

 この連載を読んでくださり、また筆者の著書を読んでくださる方がおひとりでも多くいらっしゃることを願ってやみません。食生活は、私たちが生きていく上で最も重要なファクターであることは間違いなく、それを否定する人はいないでしょう。食生活のあり方が健康に直結しているということに疑いを持つ人も、おそらくいないと思います。電子レンジを使うかどうかは、あくまでひとつの要素でしかありませんが、そこから食生活全体が見えてきます。

 自分がどういう人間なのか、また、どういう食事が自分らしいかを、考えていただきたいと切に願います。
(文=南清貴/フードプロデューサー、一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事)

●南清貴(みなみ・きよたか)
フードプロデューサー、一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事。舞台演出の勉強の一環として整体を学んだことをきっかけに、体と食の関係の重要さに気づき、栄養学を徹底的に学ぶ。1995年、渋谷区代々木上原にオーガニックレストランの草分け「キヨズキッチン」を開業。2005年より「ナチュラルエイジング」というキーワードを打ち立て、全国のレストラン、カフェ、デリカテッセンなどの業態開発、企業内社員食堂や、クリニック、ホテル、スパなどのフードメニュー開発、講演活動などに力を注ぐ。最新の栄養学を料理の中心に据え、自然食やマクロビオティックとは一線を画した新しいタイプの創作料理を考案・提供し、業界やマスコミからも注目を浴びる。親しみある人柄に、著名人やモデル、医師、経営者などのファンも多い。

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