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石堂徹生「危ない食品の時代、何を食べればよいのか」

4年前に賞味期限切れ、異物混入…食品廃棄物、スーパー等に幅広く流通し消費者の口に

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 そこで岐阜県は、この中で販売元などが表示された69品目について、販売元などの所在地の都道県・政令市(10都道県11市【編注3】)に調査を依頼した。

 その結果、ニチレイフーズのフライドポテト、イオンのたけのこ土佐煮、マルコメの各種味噌詰め合わせ、ミニストップのフローズンヨーグルト、丸大食品の豚バラ蒲焼などがあることがわかった。その大半は賞味期限切れで、なかには3~4年前(12年2月29日=マルコメ「10食入りの減塩みそ汁」。12年10月6日=ニッセン「おさつ甘露」)のものもあった。

 たとえば、その69品目のうちの1つ、魚の切り身(びんちょうまぐろスライス)は、ダイコーが廃棄を依頼されたもので、その経路はこうだ。

 まず輸入者A(東京都)が、15年4月23日にB社(静岡県)に廃棄を依頼(約2トン)。それをB社がダイコーに再依頼(約2トン、日付不明)した。さらにそれが15年4月30日と同5月12日にみのりフーズに搬入(約2トン)された。そのうちみのりフーズの冷凍庫で532キログラムが確認され、残り約1.5トンが不明で、市場に流通した可能性があるという。

3万3134枚が愛知県の消費者の手に


 ビーフカツについては、愛知県発表(1月21日)によれば、1月14日、当初壱番屋が発表した賞味期限が1月30日の4万609枚のほかに、賞味期限が1月3日の2万2988枚が愛知県の調査によって販売店で発見された。それも、最初のものと同じ段ボールに混在していたという。愛知県が壱番屋に確認すると、壱番屋がビーフカツを一般に販売することはなく、これは壱番屋が正規に流通させたものではないことがわかった。

 いずれにせよ、この2通りのビーフカツはダイコーを経てみのりフーズに横流しをされ、さらに複数の中間業者など(卸業者)を経て、弁当製造施設(持ち帰り弁当業者)と、販売業者(スーパーや飲食店、ホテルなど)に幅広く流通していた。

 その業者の数は愛知県下の卸業者20施設(9市町)、弁当製造施設24施設(9市村)と、販売業者など65施設(24市町)の合計109施設に及ぶ。ビーフカツの枚数は、賞味期限1月30日分については4万609枚のうち3万3810枚がダイコーからみのりフーズに横流しされた。しかし、賞味期限1月3日分については、ダイコーで不明(データなし)、みのりフーズで調査中であり、これについてはいわばブラックボックスの中にある。

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