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ツタヤ図書館、市から「天下り入社」疑惑の新館長を直撃!「市長から声かけられた」

文=日向咲嗣/ジャーナリスト

市長が就任要請

–それは市長から就任要請があったのですか。

照井 教育委員会の下に生涯学習課があって、その教育長さんを通して、市長さんからというかたちで声をかけていただきました。もちろんそういった立場にあったことも踏まえたうえで、自分の第2、第3の職場としてやり甲斐のある仕事だと考えて受けました。天下りだなんて、少しも考えませんでした。

–「李下に冠を正さず」という考えはなかったですか。

照井 今まで、まったく天下りなどと微塵も考えていませんでしたし、私は非常にボランティアリズムというか、そういった気持ちで多賀城市のために仕事をしようと思っています。

–無給なのですか。

照井 無給ではありません。

–ではボランティアではありませんよね。

照井 はい。

–では、図書館について、どんなに安全対策を講じていたとしても、被災地で4メートルを超える高層書架というのは、市民感情を鑑みると不適切だと思うのですが、そのような指摘はありませんでしたか。

照井 私にそれを聞かれても、そもそも決定権はありませんでした。

–会長だったのに決定権はなかったのですか。

照井 その時には、建築物については何も決定していませんでした。ただ、武雄市の図書館に似たものをつくるという話だけでした。

–図書館協議会会長として決定権はなかったとしても、現在は準備室長で、3月21日のリニューアルオープン後は新館長になるわけですよね。新図書館について、事前に打ち合わせをして話を進めているのではないのですか。

照井 いいえ、そのへんのマネジメント関係については別の担当者がおります。

–照井さんはお飾りですか。

照井 とても失礼なことを先程来、繰り返されますね。

–申し訳ありません。しかし、決定権もなく何も知らないのであれば、肩書だけということですよね。

照井 知らなくはないですよ。ただ、私は多賀城市の条例や条例改正に関して意見を述べる立場ではありません。

–会長でも意見を述べられなかったのですか。

照井 会長だったのは2年前までです。

–しかし、その頃も図書館の移転計画などが作成されていたのではないですか。

照井 確かに、会長をしていた後半から、そういう話題がありましたが、在任中に図書館協議会の中で決定したわけではありません。その後、1年半が経過してCCCの契約社員となりましたが、私がかかわらなかった間にさまざまなことが決定されていました。

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17:30更新
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