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座りすぎの生活は、肩こりや腰痛はもちろん、乳がんや心血管系の病気のリスクを高め、寿命にも影響しうることが、近年、いくつかの研究で示唆されている。
そしてこのほど、座りすぎの生活は、たとえ水泳やランニングなどの強度の高い運動をしていたとしても、2型糖尿病の発症リスクも高めることが、オランダの研究で示された。
日本人の糖尿病の大部分が2型糖尿病である。遺伝的要因のほか、食べ過ぎ、脂肪の多い食生活や運動不足などによって発症すると言われており、予防のためにはこうした生活習慣の見直しが提唱されているが、今後は「座る時間を減らす」ことも考える必要がありそうだ。