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あの有名経営者、詐欺容疑で検察が調査へ「2百万払ったら4千万融資受けられる」

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 まるで“振り込め詐欺”のような手法である。なお、韓国の若者にとって200万円は大金だ。就職が難しい韓国社会で起業を選択した人々にとっては、なおさら貴重なお金であることは言うまでもない。現在、幸運にも事業がうまくいっているからよいものの、チョさんは失った資金の穴を埋めるために働きすぎて、一度は遺書まで書き残すほどに追い詰められたそうだ。

政府公認アクセラレーターによる詐欺が頻発

 日本にも似たような不良メンターが少なくない。筆者も昨年、メディア露出の多いある人物から、コンサル費や面会費などの名目で金を巻き上げられたという被害者の相談を受けたことがある。その被害者自身も後に取り込まれ不良メンターの一味として働いていたので、まったく擁護する気にはなれないが、その時の話によれば不良メンターが若者たちから巻き上げた金の総額は、数億円を軽く超えるということだった。

 韓国では、キム氏のように政府公認アクセラレーターを名乗り、ホームページ制作でお金を巻き上げるという手法が増えてきているようだ。実際に罪を犯す人物は当然裁かれるべきだが、しっかりと実態を確認しないまま「公認」を乱発する制度自体にも問題がある。

 他人を陥れることに膨大な労力を使う人々が横行するなかでは、新しいことにチャレンジしたり、社会的課題を解決しようというベンチャー精神が育つわけがない。ただでさえ停滞感が強い韓国経済で、スタートアップの芽さえも潰れてしまえば、希望はほとんど残らないだろう。韓国政府としても、社会に根付く精神や文化そのものをしっかりと直視しなければならない時期に差し掛かっているのではないだろうか。
(取材・文=河鐘基)

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