【本と雑誌のニュースサイトリテラより】

nagabuchi_01_151205.jpg『長渕剛 民衆の怒りと祈りの歌』(河出書房新社)

 5年目の3.11。各メディアはアリバイ的に東日本大震災特集を組んでいたが、一部のテレビ番組を除いて、原発批判の声はすっかり消えてしまった。文化人や芸能人からも原発批判の声が上がることはなくなり、それどころか、昨日の記事でもお伝えしたように、高額のギャラに目がくらんで、原発広告に出演する者が続出している。

 そんな中、異色の二人がタッグを組んで、原発への怒りを語っている。

 ひとりは、最近、政治的言動で注目を集める一方、清原和博の覚せい剤逮捕でその関係が話題になったミュージシャン・長渕剛。もうひとりは、芥川賞作家でありながら、雑誌「創」(創出版)の原稿料未払い告発や子育て問題の炎上などで世間を騒がせ続けてきた柳美里。

 2人とも、私生活ではトラブルや毀誉褒貶が絶えないが、しかし、震災、原発問題については、非常にピュアだ。世の中が原発や被災地のことなん見向きもしなくなっても、ずっと変わることなく、この問題に真摯に向き合ってきた。

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