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なでしこジャパン予選敗退。敗因は「勝ち続ける」意志の無さにある

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■目先の勝利が自分を弱くする

 つまり、目の前の勝負に勝つことばかりを意識してしまうと、長期的には成長できず、逆に「負け続ける」ことになる。

 2011年になでしこジャパンがW杯を優勝して以降、そのメンバーはほとんど変わることがなかった。それは、この5年間、目先の勝利を追い続けてきたことを意味している。

 なでしこジャパンは2012年の五輪のあと、目先の勝利を捨ててでも世代交代を図るべきであった。しかし、彼女たちはそれが出来なかった。2014年にアジアカップで優勝しているが、せめてこの時点で負けていれば、ここまで黄金時代のメンバーにこだわらなかったかもしれない。まさに「目先の勝利が長期的な成長を止めてしまった」のだ。

 ウメハラ氏は本書の中でこうも語っている。

“勝ち続けることと、100戦100勝であることは違う”(P36)

 勝ち続けるためには、時には負ける勇気も必要なのかもしれない。

(新刊JP編集部)

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※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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