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ヤクザ、資金不足深刻で「ベンツ離れ」加速…トヨタのプリウスやミニバンが人気のワケ

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「しかし、それも『親分付き』といって、親分に24時間付いているような若い衆が親分を家まで送り、乗って帰ってくるだけです。普段からベンツに乗っているわけではありません。歌舞伎町にセンチュリーが多いのは、組事務所が集まっており、送迎の機会が多いからです」(同)

 そもそも、現在は義理の場ですら、ベンツではなく黒塗りのアルファードやヴェルファイアに乗るヤクザが多いという。葬式も、今はヤクザの利用を許可する斎場が少なくなっているため、“ヤクザ感”を出さないように、アルファードなどのミニバン4~5台に分かれて行くという。

「ヤクザはブランド好きが多く、『国産車なら、やっぱりトヨタが一番』と思っています。だから、ベンツ以外ではセンチュリーやレクサスなどトヨタの高級車を好み、大人数が乗れるミニバンの場合は、国産車で最もサイズが大きく人気のあるアルファードやヴェルファイアに乗りたがるのです。

 つまり、さまざまな事情から現在のヤクザ業界に都合のいいクルマが、アルファードやヴェルファイアなのです。ちなみに、同じクルマを何台も連ねるのは、親分がどのクルマに乗っているかをカモフラージュするという目的もある。抗争に備えた“ダミー効果”もあるわけです」(同)

意外なプリウス人気の裏に資金不足

 ヤクザがベンツに乗らなくなった背景には、もうひとつ、さらに深刻な事情があるという。それは、資金不足だ。

「これを言ってしまうと身もふたもないのですが、ヤクザ業界は不景気で、みんな本当にお金がないんですよ。若い衆は『振り込め詐欺』などで稼いでいる組員も少なくないですが、上に知られたらガジられてしまう(金を上納させられる)。だから、稼いでいる若い衆は上にバレないように工夫しています。逆に、上の人間ほど、昔のようなシノギ(収入)がなくなり、金がない状況にあるのです」(同)

 そんな中、最近のヤクザ業界で人気を集めるのが、意外なことにトヨタの「プリウス」だという。今や世界的ブランドとなったハイブリッド車のプリウスだが、燃費がよく、エコカーの代表格だけに、ヤクザにはなんとも不釣り合いなクルマに見える。

「稼いでいる中堅以上の組員の多くが、セカンドカーとしてプリウスを所有しています。燃費はいいし、小回りが利き、有事の際にも職質されにくい。このクルマは、いいことずくめなんですよ。

 彼らが口をそろえて、『移動用だけの使い捨てのつもりでプリウスを買ったけど、こんなに長く乗ったクルマは今までない』と言うぐらいです。愛着も湧いて、『もう、ずっとこれに乗り続けるわ』と言うヤクザもいます」(同)

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