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自分の報酬14億が原因で会社赤字のあの社長、ほぼ40年社長君臨に株主が決起の行動

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 株主提案のうち7号議案(賛成5.92%)と8号議案(同4.51%)は、多くの賛同を得られなかった。しかし、役員報酬を改定する6号議案は15.37%、役員報酬を株主総会で提示すべきとした9号議案は14.34%の賛成があった。田邊氏の高額報酬に対する、株主の不信の大きさを数字が示した。

 会社が公にしたくなかったのは、これらではなく田邊氏の再任に対する賛成票の比率だったのかもしれない。賛成率は80.67%で、超ワンマン経営者にとっては侮辱的な数字だったといえる。

後継者の選定基準は地頭が良いかどうか

 前出の日経産業新聞のインタビューの中で、次のようなやり取りがあった。

「問 後継者の選定基準は何か」
「田邊 地頭(じあたま)が良く、従業員をうまく使える人が社長に向いている。今まで2度社外公募をして約2000人の応募があったが、地頭が良いのは10人に1人くらいだった。中でもインド人の応募者が経営に向いていると思ったが、日本の企業文化との相性を考えて採用しなかった。私自身が40代で社長に就任したこともあり、年齢は関係ない。他社から社長を採るなら、自動車業界で働く40歳手前の人がいい」
「問 どのように後継者を探すか」
「田邊 4月からは第一線を退いて集団指導体制に入る。専務や常務の3人に経営を任せる(筆者注:3人のうちの1人は娘である)。集団経営にすると、自然と中心人物が生まれる。その人を社長にしたい。その他の選択肢も模索している。取引先の紹介を受けて、2月に三井住友銀行出身を採用した」

 田邊氏は娘を後継者にしようとしているとみる向きもある。会社は社会に開かれたものだから「会社」というのである。田邊氏には、どうも開かれた会社をつくる気はないらしい。
(文=編集部)

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