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永濱利廣「“バイアスを排除した”経済の見方」

日本経済、2期連続マイナス成長で危機的状況突入か…株価下落速度が史上3番目

文=永濱利廣/第一生命経済研究所経済調査部主席エコノミスト
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 さらに、ESPフォーキャスト調査に基づくエコノミストの予測の平均成長率が実現した場合、今後の日本のGDPギャップがどうなるかを予測すると、消費増税が織り込まれているため一旦は駆け込み需要で縮小するも、その後は反動減でマイナス7兆円のデフレギャップに逆戻りすることになる。

 デフレ脱却を重視するのであれば、次の消費増税も織り込んだかたちで日本経済を考えると、17年度いっぱいまでは厳しいことになる。逆にデフレ脱却よりも財政再建ということを前向きに打ち出すのであれば、消費増税という選択肢もあるため、ここはどちらを重視するかによって重要な決断になってくるのかと思われる。
(文=永濱利廣/第一生命経済研究所経済調査部主席エコノミスト)

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