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健康食品志向の高まりを受け、数年前からブームとなっている「グラノーラ」。市場が急拡大し食品メーカー各社が販売に力を入れており、バラエティ豊かな商品が店頭に並んでいる。
そんななか、カルビーの「フルーツグラノーラ(フルグラ)」は、嵐・相葉雅紀をイメージキャラクターに起用。4月6日には相葉をゲストに迎え新CM発表会が開催された。
「会見ではカルビー会長の松本晃氏が、相葉を起用した理由について『大変健康ですし、お元気ですし、お若いし、イメージがピッタリなんじゃないかと思っています』と、期待を込めて語りました。当の相葉も、CMに起用される前からフルグラを食べていたという話や、『夜も食べていて、牛乳とかをかけないで、それをつまみに……。それが本当においしいんです』と、酒の肴にしているというエピソードを明かしていた。マスコミのみならず、新たな食べ方の提示にカルビー関係者も満足しているようでした」(スポーツ紙記者)
そんな会見の終了後、松本氏らが囲み取材に応じ、こんなことが語られたという。
「『かつてフルグラのCMにタレントを起用したことはないか』という質問が出たのですが、同席していたカルビー担当者より『3年前に乙葉さんでやらせていただいた』と説明がありました。しかしグラノーラは近年、人気の商品になっていたため『欠品をするとCMが流せなくなりましたので……』と、完売状態のためCM放送がストップしてしまったことが明かされました」(同)
そんな人気のフルグラだが、長寿商品ながら発売当初は目立った売上を示していなかったという。
「2012年から急速に売上が伸び出し生産能力を高めていたものの、14年の4月から9月まで欠品状態となるという事態が発生していました。今回、相葉を起用したことで人気に火が付き再び欠品が続いた場合は、再びCMのオンエアが中止になる可能性もあるということです」(経済誌記者)
絶大な“乗り換え”効果
過去には人気ジャニーズグループである嵐のメンバーが出演したCMの影響により、ファンによる商品の“乗り換え”が大量発生した事例は後を絶たない。