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ツタヤ図書館、古本を法外な高値で大量購入!市は適正価格確認せずCCCの言い値で購入

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 そう言われてみて初めて気づいたが、確かに価格が記載されていない。民間企業でも役所でも、決裁を求める物品の購入リストに価格が一切書いていない書類など認められるはずがない。

多賀城市立図書館の選書リスト

 だが、CCCが作成した選書リストには価格欄がない。作成当初から価格欄は存在しなかったのか、それともCCCが市教委に提出した後に、なんらかの理由で削除されたのか。

 市教委に確認したところ、「最初から価格欄はありませんでした」という。その理由をたずねると、「選書リストは、どういう本を購入するのかということを知るためのものですから、個々について価格がいくらであるかを示す必要はないのです」と語り、価格欄がないのも当然といった回答だ。

 中古本については、確かに一つひとつの仕入れ値をリストに記載するのは困難かもしれないが、書籍には当然ながら定価があり、作成したリストの基になった書誌データにもそれは必ず明記されているはずだ。

 すなわち、価格欄のない選書リストは、わざわざ定価データを削除したうえで市教委に提出されたものと思われる。

海老名市立中央図書館の選書リスト(海老名市市議会議員・「山口良樹氏公式サイト」より)

 海老名市立中央図書館の選書リストを見てみると、価格欄は存在していた。では、なぜ多賀城市では価格欄のないリストが作成されたのだろうか。

 多賀城市は、開館準備を委託したCCCの言い値で、価値のわからない大量の中古本を購入させられたのだ。そして、市は書籍の価格すら明示されていないずさんな書類を基に購入の決定をしていたといえる。

 ツタヤ図書館は、先に開業した武雄市や海老名市でも数々の不祥事が起きており、公金の使途に関しても、次々と疑惑が生まれている。その後を追うように、同じような疑惑が明るみに出てきたことについて、多賀城市民はどのような感想を持つだろうか。
(文=日向咲嗣/ジャーナリスト)

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