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山崎俊輔「発想の逆転でお金に強くなる『お金のトリセツ』」

老後、なぜ大半の人が貯金不足で後悔するのか?自動的に毎年15%儲かる老後資産形成法とは

文=山崎俊輔/フィナンシャル・ウィズダム代表
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 確定拠出年金の積立可能額は、月額1.2~6.8万円(働き方によって限度額が変わる)ですから、まずは月1~2万円でかまいません。原則解約できない口座ですし解約してはいけないので、無理に高額を入れ続けることは避けるべきです。

 運用の選択肢については、低コスト(高くても年1%、できれば年0.5%以下)のバランス型投資信託1択で十分です。たとえ株価が下がっても放置し、株価が戻るまで運用を続けます。

 日本経済新聞電子版の記事(2016年1月4日)でも、10年積立投資を続けた場合、一時的にマイナスになっても9割の確率でプラスに戻るというシミュレーションが出ています。このシミュレーションでは、5年でやめてしまうとプラスになる勝率は75%だったとのこと。ほとんどの人の投資の失敗は、我慢できずに途中で諦めてしまうことなのです。値下がりが辛くなったら、「所得税・住民税を引かれなかった分、もともと15~20%は儲かったようなものなのだから、損をしていても実質プラスだ」と言い聞かせて我慢してください。

 上記の作業であれば、最初の書類時点で完結しますので、手続きは1回だけですみます。2010年代の「お金のトリセツ」、老後資産形成のルールは、「確定拠出年金を活用する」ということになります。投資方法詳細については、拙著『誰でもできる確定拠出年金投資術』(ポプラ社)でも紹介していますので、よろしければご覧ください。

 規制緩和は17年1月からの予定です。早く始めた人ほど、確実に老後の資産が増えます。それまで各社のサービス比較をしながら準備をしておきましょう。
(文=山崎俊輔/フィナンシャル・ウィズダム代表)

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